MELO CLASSIC TOTE BAG MINI

　僕と同じ世代（40歳前後）の方は”懐かしい”と感じ、僕よりも若い20〜30歳代の方はもしかすると新鮮！かつ新しいブランドかな？なんてイメージを持たれるかもしれません。
　”MELO（メロ）”はデザイナー兼オーナーである”ジム・メルヴェル”が1985年に立ち上げたBAG BRAND。デザインを考え、そのイメージを形に、しかも生産は自国”アメリカ製”でいうビジョンの基、スタートします。
　ユニークなセンスと、機能的且つファッショナブルなデザインが特徴である”MELO”のアイテムは、”機能性の良さ”、”見た目の美しさ”を重要視するニューヨーク市内のダンサーやフィットネスに通う人に瞬く間に認知され、それを機に、”ファッション・バッグ・メーカー”として、当初より一貫して変わることのない独自性ある”モノ”＝定番から、様々なマーケットの動向を分析し、トレンドを重視した”モノ”＝シーズンアイテムまで、広範囲にモノ作りが広がっていきます。
　スタート当初は、マンハッタンのミッドタウン内に、数えきれる程少数のソーイングマシーンでの生産でしたが、1年後にはブルックリンの大きな工場に移転。以降、業績を順調に拡大させ、1989年にはニューヨークのアップステートに位置する”スタイヴェサント”地区に、約10,000平方フィートのブティックサイズの自社工場を構えます。そこでは自社の”MELO”のアイテムだけでなく、縫製や品質スキルの高さを買われ、戦地での医療応急処置用の特殊規格品をアメリカ陸軍や海軍用に依頼され、生産、供給もしていきます。
　その後も、他の”バッグ・カンパニー”では見られない、”特殊な縫製機械”やテクノロジーに対する設備投資を積極的に行う事で、アメリカ国内のミリタリーマーケットでは注目されるまでに成長します。
　しかし、近年は世界的な経済の低迷やアメリカで起こった”9/11”の同時多発テロの影響を受け、”MELO”は急激に縮小。一時は休止状態にまで陥りましたが、ジムの哲学を基に”再ローンチ”すべく、軍需品生産で磨きを掛けた工場テクノロジーと、熟練したバッグ職人が作る、以前と変わらない
”MADE IN USA”のクオリティとコストパフォーマンスの向上を基軸にし、2012年秋、完全復活！そして日本に再上陸します。
　”MADE IN USA”に頑に拘り、使いやすい事をベースにモノ作り。それでいて、この”コスパ”！これぞ企業努力の賜物でしょう。セレクトする僕達にとっては、ホントありがたい事です。
　コレクションは”POUCH”から、”リュック”からと数多くありますが、今シーズンもこの”TOTE”が実に”IVY&NAVY”らしいかなと思い、PICK UPしました。
　”MINI”はLADIESメインの形。大きさは”縦×横×マチ＝22×32×12（cm）”。内側には小さいながらも収納ポケットが付き、口もZIPPER開閉と、BAGとしての機能は申し分無し！ちょっとした外出、お手掛けに、または”LUNCH BOX”としても十分過ぎる程ですよ！
　素材には、耐久性に優れ、色褪せ、色落ちしにくい、軽量高密度ナイロンの”PACK CLOTH”を使用。普段使うには実に機能的且つ、耐久性も文句無し！でしょう。いかがでしょうか？

size：縦×横×マチ＝22×32×12（cm）
col：BLACK/BLACK、CAMO×BLACK、WHITE/BLACK